西日本建設業保証奈良支店は18日までに、4月の奈良県公共工事動向(前払金保証実績)を発表した。前年同月比で件数は増加した一方、請負金額は減少した。

請負金額は同39.1%減の101億3700万円

　件数は前年同月比6.7%増の95件。請負金額は同39.1%減の101億3700万円となった。

　発注者別は国7件、9億6600万円、県69件、74億1700万円▽市町村10件、2億9900万円▽その他公共的団体4件、10億4900万円―など。

　工種別は土木48件、58億7300万円▽建築9件、10億4700万円▽測量・調査・設計19件、2億9300万円―などとなっている。

　地区別は奈良20件、21億9100万円▽大和郡山18件、16億6500万円▽大和高田16件、12億6400万円▽桜井11件、6億8300万円▽宇陀9件、7億6700万円▽吉野8件、21億3700万円▽五條13件、14億2600万円だった。

　4月分の大型工事は次の通り(かっこ内は発注者と対象額)。

　坪内地区地すべり対策工事第69―1―1号(県、9億3千万円)▽さくら広域環境衛生組合新ごみ処理施設整備工事(同組合、7億4千万円)▽中町「道の駅」整備工事第1―6他号(県、3億6800万円)―など。