経済
3カ月ぶり悪化 物価上昇の影響に注目 - 3月の奈良県内有効求人倍率
奈良労働局が28日に発表した3月の奈良県内有効求人倍率(季節調整値)は、1.20倍となり、前月から0.02ポイント減少した。悪化は3カ月ぶり。同局は「県内の雇用情勢に引き続き持ち直しの動きが見られる中、求人が求職を上回って推移している状況が続いている」としている。一方で、物価上昇などが雇用に与える影響に留意するよう呼びかけている。2022年度平均の有効求人倍率(原数値)も発表し、前年から0.04ポイント増の1.23倍だった。