特集奈良ラーメン探検隊活動中!

経済

南都銀行が28年ぶりベア実施 7月1日に全職員を平均で3%

関連ワード:

 南都銀行(奈良市、橋本隆史頭取)は7月1日、職員給与のベースアップを実施する。全職員の定例給与を平均で3%程度(定期昇給を含む)引き上げる。ベースアップの実施は28年ぶり。また、来年4月に入行する職員の初任給も最大で2万円引き上げる。

 

 ベースアップは、物価上昇への対応と職員の働きがい向上が目的。シニアスタッフやパートタイマーの時給も、7月1日に一律50円引き上げる。

 

 初任給の引き上げは2020年4月以来で、次世代を担う優秀で多様な人材を確保するのが狙い。引き上げ額は1万5千円〜2万円。プロフェッショナルコースの初任給(大卒)は現行の21万円から23万円に、エキスパートコース(同)は20万5千円から22万円に、それぞれ引き上げられる。

 

 また、30歳ぐらいまでの若手職員に関しては、7月1日に定例給与を平均で8%程度引き上げる。

 

 同行は「地域と共に発展するサスティナブル経営の実現に向けて、最も重要な経営資本は人材」と指摘。「今後も人的資本へ積極的に投資することにより、中長期的な企業価値向上を目指していく」としている。

関連記事

特集記事

人気記事

  • 奈良の逸品 47CLUBに参加している奈良の商店や商品をご紹介
  • 奈良遺産70 奈良新聞創刊70周年プロジェクト
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • 特選ホームページガイド