前年同月比、件数増も請負金額減 6.8%減の78億400万円 - 3月奈良県公共工事
西日本建設業保証奈良支店は20日までに、3月の奈良県公共工事動向(前払金保証実績)を発表した。前年同月比で件数は増加した一方、請負金額は減少した。
件数は前年同月比15・6%増の89件。請負金額は同6・3%減の78億400万円となった。
発注者別は国11件、20億600万円、県40件、27億9千万円▽市町村33件、10億5千万円▽その他公共的団体4件、18億7600万円―など。
工種別は土木54件、40億6200万円▽建築12件、29億5600万円▽測量・調査・設計15件、3億4700万円―などとなっている。
地区別は奈良29件、19億1200万円▽大和郡山9件、13億2500万円▽大和高田10件、8億7600万円▽桜井9件、14億5千万円▽宇陀1件、1億800万円▽吉野10件、5億7300万円▽五條21件、15億5700万円だった。
3月分の大型工事は次の通り(かっこ内は発注者と対象額)。
(仮称)廃棄物運搬中継施設建設工事第4A―1号(まほろば環境衛生組合、9億7600万円)▽県立医科大学耐震応急対応工事=基礎医学棟・看護学科棟〈旧〉・第二臨床講義棟・スキルラボ棟・教育研=(県立医科大学、7億9100万円)▽中町「道の駅」新築工事=建築工事=第4―5号(県、7億5300万円)―など。