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選択材料になる確かな情報を 統一選報道に期待 - 奈良新聞記事審議委員会

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知事選をはじめ統一地方選に向けた報道について意見を述べる委員ら=27日、奈良市法華寺町の奈良新聞社

 奈良新聞の第11期記事審議委員会(松谷幸和会長)の第3回会合が27日、奈良市法華寺町の奈良新聞社本社で開かれた。有識者ら6人で構成される委員のうち4人と、本社の甘利治夫取締役主筆、増山和樹編集部長・論説委員ら5人が出席。前回の会合(昨年11月21日)以降の奈良新聞の紙面内容、激戦が予想される知事選、統一地方選に向けた紙面づくり、奈良新聞の公式ウェブサイト「奈良新聞デジタル」の4点を議題に意見交換した。

 

 直近3カ月間の奈良新聞の記事で特に関心が高かったテーマには、激戦が予想される4月の知事選、前例のない盾形銅鏡などが出土した奈良市の富雄丸山古墳、今季からJ3に昇格するサッカーの奈良クラブなどが挙がった。

 

 また、「いろいろなジャンルのきめ細かな記事が載っていて、いろんなことを楽しめる紙面」と評価した上で、全国各地の奈良県人会の紹介や分野に関係なく全国区で活躍する県出身者の積極的な紹介を提案する声があった。

 

 統一地方選に向けた紙面づくりについては、「奈良県にとって何がいいのかという観点で確かな情報をしっかり伝えてほしい」「有権者は何か共感できるものがある候補者に投票する。共感を引き出すような候補者紹介を」「選択の材料になるものがほしい。ファクトチェックなど候補者の姿が立体的に見える報道を」「県議選に関しては各候補がそれぞれの地域の課題にどのように取り組むかのポイントを押さえた報道を」といった要望があった。

 

 奈良新聞デジタルに関しては利用者の多いニュースアプリへの積極的な配信の提案や、紙面では掲載し切れない「奈良らしい文化の記事」を求める意見があった。

 

 この日の出席委員は次の通り。(敬称略)

 

 後藤景子(奈良工業高等専門学校長)▷橋村公英(東大寺別当)▷馬場智巌(奈良弁護士会長)▷松谷幸和(県信用保証協会長)

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