故郷を全国へアピール DeNA・三浦監督が奈良県橿原市スポーツ大使就任
◆オンラインで任命式
プロ野球横浜DeNAベイスターズの三浦大輔監督(49)が出身地の奈良県橿原市スポーツ大使に就任し、同市役所と沖縄県宜野湾市のキャンプ地をオンラインでつないで14日、任命式が行われた。
同大使は今年1月に新設されたばかり。市出身のスポーツで顕著な活躍をした人から選び、スポーツを通じて市の魅力や情報を発信する。「番長」のニックネームで親しまれ、通算172勝した三浦監督が一人目。任期は2025年10月31日まで。
亀田忠彦市長は「市の魅力を、三浦監督の発信力でPRしてもらえるとありがたい」と期待し、委嘱状を読み上げた。
三浦監督は「橿原市と三浦大輔、横浜DeNAベイスターズを一つにつないで盛り上がっていけるように、自分の生まれ育った故郷を全国にアピールできるように頑張っていきたい」と応えた。今後、SNSを用いた発信やイベントへの参加などで、同市の魅力を伝える予定。
三浦監督は同市について「18歳までいたが、離れてから改めて、良い所に住んでいたんだなと思うようになった。中でも好きな場所は橿原神宮。子どもの頃は三が日の3日とも初詣に行った。球場も、夏の大会で決勝まで行った思い出の場所」と懐かしんだ。