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「森林を資源と捉え、利益を生み出せる仕組みを」 - 奈良県議選吉野郡区出馬予定の上佳宏氏

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 任期満了に伴う奈良県議選吉野郡区で、立候補を予定する吉野町議の新人、上佳宏氏(47)=無所属、自民党推薦=が1日、県庁で会見し、同選への抱負を語った。

 

 上氏は「吉野郡は県の面積の6割を占めるが、基幹産業の林業は衰退し、人口減少が進んでいる。木材価格は30年以上変わっておらず、森林を資源と捉え、利益を生み出せる仕組みをつくりたい。産業振興、雇用創出により若者の定着を図りたい」と抱負。

 

 また、高齢化が進んでいる現状から「医療、介護、買い物、交通といった生活インフラの整備は単独の町村では難しい。広域的な支援を行い、吉野郡で安心して暮らせる、持続可能な社会をつくる」と語った。

 

 上氏は吉野町出身。日本工業大学卒。2017年に吉野町議選に初当選し、現在2期目。

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