歴史文化
平城京跡で小型建物1棟を確認 朱雀門の南側で古代の一等地、大規模建物なしの可能性も
奈良文化財研究所は20日、奈良市二条大路南3丁目の平城京跡で、奈良~平安時代の小型建物1棟が見つかったと発表した。発掘現場は平城宮の正門・朱雀門の南側、「平城京左京三条一坊二坪」に位置。朱雀大路に面した古代の一等地で公的施設の存在が想定されたが、坪の南半東側には大規模建物がない可能性が高まった。同日、現地見学会が開かれた。
奈良文化財研究所は20日、奈良市二条大路南3丁目の平城京跡で、奈良~平安時代の小型建物1棟が見つかったと発表した。発掘現場は平城宮の正門・朱雀門の南側、「平城京左京三条一坊二坪」に位置。朱雀大路に面した古代の一等地で公的施設の存在が想定されたが、坪の南半東側には大規模建物がない可能性が高まった。同日、現地見学会が開かれた。