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軽妙な話芸楽しんで 奈良県出身の笑福亭竹林さんら出演、3年ぶり広陵寄席、盛況

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軽妙な語り口で会場を沸かせる笑福亭竹林さん=18日、広陵町笠のかぐや姫ホール

 第20回広陵寄席(同実行委員会主催)が18日、奈良県広陵町笠のかぐや姫ホールで開かれた。落語愛好家ら約165人が来場し、県出身の落語家らの話芸を楽しんだ。

 

 同町で本格的な落語を楽しんでもらおうとスタートし、10年以上の歴史を刻む。新型コロナウイルスの影響で約3年ぶりの再開で、この日を待ちわびた過去最高の来場者でにぎわった。

 

 皆勤で同寄席の中心的存在の上北山村出身の笑福亭竹林さん、香芝市出身の笑福亭鉄瓶さんをはじめ、御所市在住の桂文五郎さん、若手の林家愛染さんが出演。それぞれに味のあるまくらに続き「胴乱の幸助」「商売根問」といった古典落語を口演し、軽妙な語り口と所作で会場を笑いの渦に包んだ。

 

 また、20回の節目に当たることから、寄席を支えるお囃子(はやし)の紹介も特別に行われた。

 

 初めて同寄席に訪れた広陵町の男性(74)は「話芸が好きで、落語もラジオなどでよく聞く。きょうは鉄瓶さんの話が楽しみ」と話した。

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