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上牧第三小の久保田君が奈良県代表に - 全国選抜小学生プログラミング大会 奈良県大会

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作品の特徴や工夫した点などを説明する出場者=23日、奈良市西九条町4の大和ハウスグループみらい価値共創センター

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 「全国選抜小学生プログラミング大会」の奈良県大会(奈良新聞社主催、奈良工業高等専門学校共催、県教育委員会など後援)が23日、奈良市西九条町4丁目の大和ハウスグループみらい価値共創センターで開かれた。最終審査に残った小学生11人が審査員に向けて作品のプレゼンテーションを行い、最優秀賞に上牧町立上牧第三小学校6年、久保田景友くんの作品が選ばれた。久保田くんは来年3月に東京で開かれる全国大会に県代表として出場する。

 

 全国新聞社事業協議会が2020年度から開催している大会で、今回、地元の力で県大会を初開催した。

 

 県在住または県内の小学校、義務教育学校に所属する小学生からコンピュータープログラミングを用いて作成したソフトウェア作品を募集。22人から応募があり、1次審査を通過した11人が最終プレゼンをした。

 

 

バリアフリーを学ぶゲーム

 

 作品テーマは「みんなのみらい」。熱中症予防に役立つアプリや絶滅危惧種について学べるゲームなどがあり、出場者が1人ずつ内容や制作のきっかけ、工夫した点などを説明した。

 

 最優秀賞に選ばれた久保田くんは小学2年生から自宅近くのプログラミング教室に通い、腕を磨いた。今回、応募した「バリアフリーの本」はゲームを通してバリアフリーについて学ぶ内容で、久保田くんは「自分も知りたいと思ったし、このゲームをした人にも知ってほしい」と話した。

 

 共催する奈良高専の藤田直幸総務担当校長補佐は「大会が子どもたちの科学技術への興味関心を広げる機会になれば」と話した。

 

 最優秀賞以外の受賞者は次の皆さん。 (敬称略)

 

 優秀賞=古川一希(奈良学園小6年)、平井龍之介(奈良女子大付属小3年)

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