経済
沖縄黒砂糖の卸売りが起源、創業168年の老舗「砂糖傳増尾商店」 - 奈良の自慢企業(3)
安政元年に現在の奈良市元興寺町に大和茶の店を開いて以来、今年で168年を数える老舗企業が砂糖傳増尾商店(代表=増尾朗ほか)。創業者の増尾傳次郎氏が元興寺町に大和茶の店を開店し、大和茶を木津から船に積んで大阪や堺に運んだ帰りの船に、当時貴重品であった沖縄の黒糖、阿波の白下や和三盆を積んで帰って奈良で販売するようになったことが始まりとされる。
安政元年に現在の奈良市元興寺町に大和茶の店を開いて以来、今年で168年を数える老舗企業が砂糖傳増尾商店(代表=増尾朗ほか)。創業者の増尾傳次郎氏が元興寺町に大和茶の店を開店し、大和茶を木津から船に積んで大阪や堺に運んだ帰りの船に、当時貴重品であった沖縄の黒糖、阿波の白下や和三盆を積んで帰って奈良で販売するようになったことが始まりとされる。