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斑鳩町内初の認定こども園、2024年4月に開園へ

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斑鳩町で初の認定こども園イメージイラスト=斑鳩町教育委員会事務局提供

 奈良県斑鳩町は全国でこども園を運営する社会福祉法人「檸檬会」と連携し、町内初の認定こども園を2024年4月に開設する。

 

 新たな園舎は、町立の斑鳩西幼稚園の敷地と隣接する斑鳩西小学校のグラウンドに整備。定員150人(幼稚園45人、保育所105人)の規模で「公私連携幼保連携型認定こども園」として再構築する。

 

 設置運営は民間が主体となり町では土地の貸与、教育理念や保育方針の引き継ぎなど事業者と連携して開園準備を進めていく。

 

 幼稚園と保育所機能が一体となった幼保連携型では同じ園舎内で3歳から5歳の幼稚園児と0歳から5歳の保育園児が一緒に活動し、幼稚園教諭免許と保育士資格を共有する職員が教育と保育を提供する。

 

 新園舎と園庭の工事は来年3月に着工予定で、募集要綱などは決定次第、順次発表していく。

 

 同町教育委員会事務局の三原進也課長補佐は「民間の活力を得ることで、多様化する保育や幼児教育のニーズに応えていきたい」と語った。

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