政治
国民が奈良県連設立 奈良県選挙区の独自候補擁立「白紙」
国民民主党の榛葉賀津也幹事長(参院議員、静岡選挙区)は7日、奈良市登大路町の県庁内で記者会見を開き、同党県連設立を発表した。県選管への届け出は先月18日付で、代表には榛葉氏が就任した。今後は参院選での比例票の積み増しを目指し、地方議員の加入、党員の拡大などを進めたいとしている。参院選県選挙区での独自候補の擁立については、「現時点では白紙」と強調した。
2020年9月、現・立憲民主党県連の設立を機にかつての県連は解散したが、全国組織の拡大に伴い、新たに設立した。全国の都道府県連組織で36番目の発足となった。昨年10月の衆院選では、国民民主党の県内組織はなかったが、県内で2万2000票を超える比例票が投じられた。