奈良でスミセイ ウエルネスセミナー

　住友生命福祉文化財団と奈良新聞社が主催する「スミセイ　ウエルネスセミナー」が29日、奈良市三条大路1丁目の県コンベンションセンター天平ホールで開かれた。会場では新型コロナウイルス感染症対策を取るなどして約200人が参加。女子ソフトボール元日本代表監督の宇津木妙子さんのスペシャルトークなどを通じて、健康づくりを考えた。

　宇津木さんは、「夢と人生～何事にも真正面から向き合うこころ～」と題しスペシャルトーク。中学1年からソフトボールを始め、高校での挫折経験、寮母として寮生らと向き合い「人をどう生かすか」学んだことが、実業団チームやその後の日本代表監督の経験に生かされたと述べた。「自分のミス、失敗は自分で解決する。最後は自分自身なんです」などと訴えたほか、夢を持って生きることの大切さについて語った。