社会
12年後へ手紙書こう 信貴山朝護孫子寺「タイム寅ベルレター」
平群町の信貴山観光協会は、今年の干支(えと)「寅(とら)年」の記念事業として12年後の未来へ手紙を届ける「タイム寅ベルレター」をきょう1日から実施する。朝護孫子寺(鈴木貴晶法主)境内の赤門前にある「世界一大福寅」のおなかに専用のレターセットで手紙を投函すると、次の寅年の令和16年に郵送される。
同寺は、本尊の毘沙門天(びしゃもんてん)と縁の深い「寅」ゆかりの寺として知られる。「世界一大福寅」は寺のシンボルとなる大きなトラを作ろうと考えられ、昭和61年に同寺信者のOSGコーポレーション(大阪市北区)により寄贈された。全長約6メートル幅3メートルで、後方に本堂を望める。大迫力のトラは写真スポットとしても人気。三が日は、普段は止まっている首が電動で上下に動く。