歴史文化
記紀に登場「稲城」を解説、聖徳太子没後1400年リレー講座
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聖徳太子没後1400年リレー講座(県主催)の第4回「仏教興隆の背景と影響」が18日、橿原市大久保町の県社会福祉総合センターで開かれた。基調講演で元龍谷大学教授の平林章仁氏が「聖徳太子の四天王誓願と蘇我・物部戦争」で講演。市民ら約210人が参加した。
平林氏は古事記や日本書紀に登場する「稲城」について解説。「現在の神事利用などでも示されるように、稲で築いた強い宗教性を帯びた施設であったと考えられる」と分析した。