社会
「議員辞職考えていない」 書類送検の岡田奈良市議
公職選挙法違反(日当買収)の疑いによる書類送検を受けて、岡田浩徳・奈良市議(39)は2日午後5時20分ごろ、奈良市議会棟を訪れ、山本憲宥副議長と面談して送検までの経緯や事情などを説明した。面談後、奈良新聞社の取材に対して、岡田市議は「コメントできない」と述べつつ、「書類送検された段階なので(議員辞職は)考えていない」と辞職を否定した。
山本副議長との面談は非公開で約10分程度行われた。市議会は現在、12月定例会の会期中。病気療養で議会に出席できない土田敏朗議長に代わって山本副議長が、議会運営への影響を懸念し岡田市議に連絡するようを求めたところ、本人が現れ、「捜査を受けていたのは事実。書類送検については分からないが、されたのだろう」などと報告したという。