社会
衆院選で学生に報酬 岡田浩徳・奈良市議を書類送検
10月31日投開票の衆院選で選挙運動の見返りとして大学生2人に報酬を支払うなどしたとして、県警が公職選挙法違反(日当買収)の疑いで、岡田浩徳・奈良市議(39)を奈良地検に書類送検していたことが、2日、捜査関係者への取材でわかった。11月30日付。県警は認否を明らかにしていない。
県警の調べでは、岡田市議は10月末ごろ、衆院選の県1区で当選した馬淵澄夫氏(61)への投票を呼び掛ける選挙運動(ビラ配りなど)の見返りとして大学生1人に半日あたり5千円の支払いを約束し、もう1人に3回分計1万5000円を渡した疑い。県警は同日、同容疑で大学生2人も奈良地検に書類送検している。