城内組(川上)に農林水産大臣賞 治山・林道コンクール、施工技術を評価
治山・林道工事の施工技術向上を目的とした「令和3年度治山・林道コンクール」(主催・日本治山治水協会など)の表彰式が24日、東京都千代田区の海運クラブで開かれた。「第37回民有林治山工事コンクール」部門で、川上村西河の城内組(城内義裕代表取締役)が最優秀賞の農林水産大臣賞を受賞した。全国43件の応募から選ばれた。
受賞対象は、同村高原地区の復旧治山事業工事。平成23年の台風12号により流出した山肌の修復を手がけた。急峻な斜面に丸太を使った筋工を施し緑化を促進。適切な管理とできばえの美しさが高く評価された。工事着手から10年計画の最終年度にあたる今年の受賞となった。城内代表は「地元の災害復旧に貢献できたことは光栄だ」と受賞を喜んだ。