Twitterフォロワー数77,868人、人気モデルピタちゃん。宇陀でワンダーな景色に出会う
ようこそ!奈良のワンダーランド・宇陀市へ
POPなファッションセンスが人気のモデル、ピタちゃんが宇陀市を訪ねてくれました。
宇陀市は奈良県の北東の端、三重県の名張市に隣接する地域で、大宇陀、榛原、菟田野、そして室生の各地区に分かれます。
宇陀市は山々に囲まれた美しい自然はもちろん、城下町として栄えた歴史的な町並みや女人高野で知られる室
生寺、謎の巨石、樹齢千年ともいわれる奈良県最大最古の千年桜にいたるまで、ここでしか出会えないワンダーな景色が大きな魅力です。
大阪在住のピタちゃんをどんなワンダーな体験が待っているのでしょう?!お楽しみに!
出典:宇陀市公式ホームページ
―― 奈良県宇陀市へようこそ!ピタちゃんは、奈良県は初めてですか
ピタちゃん
それでは、遠足気分で出発!
うだ・アニマルパークでヤギと遊ぶ
―― 園内では、たくさんの動物たちとふれあうことができて、入園料、駐車場も無料です。お弁当を持って1日のんびり遊べるファミリーに大人気のスポットです。
ヤギのエサやり体験やポニーの乗馬、牛の乳しぼり体験も楽しめますよ。
わー!見晴らしがいい! 山々が美しい! 広々してる! 大きな滑り台も楽しそうですね。のどかな牧場に来た気分ですね。
―― じゃ、エサをやってみますか。ちょうど、エサやりタイムです
え?! え?!
あせるピタちゃん。
なんでも、家で飼っていた犬に噛まれたり、友人宅で犬に追いかけられたりした想い出があって、動物はちょっと苦手。それでも何とか一頭のヤギにエサをあげると熱い視線が…
宇陀松山地区でタイムスリップ
続いて訪れたのは大宇陀・松山地区。アニマルパークから車で10分くらいで到着しました。かつて宇陀松山城の城下町として栄え、江戸時代から明治、大正時代の建物が今も残る歴史的町並みです。2006年には重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
―― 松山地区には様々な時代の町家が混在しています。建築物の違いを見てまわるのも楽しく、「薬の館」資料館では、薬草のまち宇陀の歴史にふれることもできますよ。歴史を継承しながら、いまも現役で商いを続ける奈良漬店、吉野葛店、造り酒屋さんもあります。
古い町並みのなかにいると、なんだか昔の人になったような(笑)歴史の勉強は苦手ですけど、こんなふうに昔の町めぐりをするのはおもしろそうですね。
―― 奈良といえば奈良漬です! お好きですか?
漬物は好きです。でも奈良漬けは食べたことないです。お酒の味がするんですか。
ということで、奈良漬のお店におじゃましてみました。
いせ弥さん
うちは慶応弐年(1866年)創業で、昭和初期まではお酒を造っていたんですよ。今は、奈良漬、米こうじ、味噌、3つの発酵食品を造る発酵王子、いや、オヤジです(笑) 米こうじから作る甘酒は、健康にも、お肌にもいいんですよ。
甘酒は飲んだことなかったけど、ためしてみます。
奈良漬は瓜やきゅうり、守口大根、宇陀金ごぼう、柿もあるのでちょっと試食してみてね。
いただきます。うん、美味しい! 思ったより甘い。はじめて出会う味です。やっぱり瓜が1番好きかな。
道の駅・大宇陀はブルーベリー・黒豆・吉野葛がイチオシ
そろそろお腹もすいてきました。松山地区から国道166号を隔てた 道の駅・宇陀 路大宇陀に移動してランチです。
ご当地自慢の名産品をいただくとテンション上がりますね。
道の駅・宇陀路大宇陀では、新商品がぞくぞく登場中。立ち寄るたびにワクワクしてもらえます。
樹齢700年の巨木と謎の巨石に逢いに行く
次なるワンダースポットは、道の駅から車で20分。山間の集落、榛原高井エリアにある巨木です。
高井の辻から伊勢本街道の山道をウンウンうなりながら上って行くと(うなっているのは軽四車です)…あった!
街道に突き出るように大きなカヤの木が現れました。
樹齢はおよそ700年。古民家・松本家住宅の庭にどっしりと根をおろしていました。
松本家は江戸中期の建築で、伊勢と室生への分岐点となるこの場所で、明治まで旅籠を営まれていました。庄屋でもあったので、江戸時代の法令「御定書」も残されています。
―― 住居として今も現役なんですよ
かまどは今でも時々、使っておられると聞いてびっくりです。
さて、同じく高井にある巨木、千本杉にも逢いに行きました。
―― 堂々たる巨木でしたね
見たこともない大きな木! ほんとにすごい迫力です。
―― 次に向うのは、榛原内牧の嶽山のなかに点在する不思議な巨石群です。「嶽の立石」と呼ばれています。
急な山道を滑らないようにおそるおそる進むピタちゃん。
うす暗い林を抜けると、一気に視界がひらけ ヌッと現れたのは『嶽太郎』。...見回すと辺りにもゴロゴロと巨石が点在しています。
なぜこんな山の上に巨石があるのか?神の磐座?夜空の星をうつすように配置している?
巨石群について諸説ありますが、まだ十分な調査は行われておらず謎のままです。
―― 巨石群はいかがでしたか?パワーを感じましたか?
ううん…山道登るのにパワーがいりました(笑)
でも山の空気が気持ち良くて、なんだかとても不思議な感じ。ジブリの世界にいるみたいです。
この辺りには、嶽太郎の弟たち、嶽次郎・嶽三郎、蛇石や寝石も点在しています。
巨石好きな方はぜひ探検してみてくださいね。
友だちいっぱいできるかな?ピタちゃん小学生になる
元きた道を戻ること車で10分。宇陀川沿いの集落、菟田野の廃校となった旧宇田小学校跡地を利用した施設・奈良カエデの郷『ひらら』にやって来ました。昭和初期に建てられた木造校舎は、とてもノスタルジック。見学やイベントスペースとして利用もできます。
女人高野・室生寺の五重塔に魅せられて
旅の最後は、菟田野から山間の快走路を20分くらい移動し、女人高野で名高い室生寺をお参りしました。
その名は、女人禁制の高野山に対し、女性の参詣を認めていたことに由来します。
シャクナゲの名所としても知られ、四季折々で美しいお寺です。
お坊様
鎧階段を上ると国宝の金堂が見えてきます。ご本尊の釈迦如来様は、縁結びのご利益があるんですよ。良縁成就には、悪い縁が寄りつかない、という意味もあります。
室生寺の十一面観音様は、頬がふっくらしておられ、髪の毛には花のティアラを冠され、装飾もとてもオシャレなんですよ。
とても可愛いらしい観音様ですね。
金堂には、ご本尊の釈迦如来立像、十一面観音ほか美しい御仏が一堂に安置されています。
春秋の特別拝観(2019年春は5月12日まで)では、金堂外陣から間近に拝観することができます。ぜひお出かけください。
金堂からさらに上がっていくと、石段の上に五重塔が見えてきました。
木々に囲まれてやさしく佇む姿がとても美しい塔です。
五重塔の高さは16m。屋外に立つ古塔としては最も小さい塔です。
また、下から見上げると、丹色と白色の屋根の裏側が見えて、上にのぼると檜皮葺の屋根の表側を眺めることができます。これも室生寺ならではの景色です。
五重塔すてきでした。お話しを聞きながら、こんな間近で塔を見ることができて感激です!
心洗われるような清々しい気持ちになれた室生寺でした。
―― 今日は、宇陀の自然とワンダーを堪能できましたか
久しぶりの遠足のようで、とても楽しかったです。
ヤギはちょっとコワイけど、可愛いかった(笑) 奈良漬も美味しかったし、巨木も巨石も神秘的、室生寺も良かった。どれも初めての体験でおもしろかったです。
ふだんは、1日に100歩ぐらいしか歩かないんです(笑)。今回 は、山道やお寺の階段もたくさん登り、明日は筋肉痛くるかも。自分の体力のなさもよくわかりました(笑)。
宇陀は空気がきれいで気持ちがいい。大好きになりました。また遊びに来たいです。
今日は、ありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。
大阪在住のピタちゃん。普段ない環境に包まれて、びっくり、ドキドキ、ハァハァ息を弾ませる一生懸命な姿にほっこりさせてもらいました。宇陀の魅力はまだまだ深いのです。またワンダーランドを訪ねてくださいね。
宇陀の観光は、宇陀市観光協会情報サイトでも紹介しています。
観光名所はもちろん、観光案内に載っていないディープな情報もどしどしお問合せ下さい。
問い合わせ:0745-82-2457(宇陀市商工観光課)
[広告主]宇陀市
[編集・撮影]奈良新聞デジタル編集部
去年、仕事で奈良市に来た時に鹿に会いました(笑)。宇陀は初めてです。こんなに山が近くてきれいな所に来たのは、小学校の遠足以来かも。
でも、難波から特急電車で40分くらいでした。案外、大阪から近いんですね。