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元NMB48 みるきー再始動。地元奈良を盛り上げたい

地元、奈良での初仕事

 

9月26日、渡辺美優紀(みるきー)さんは仕事で地元、奈良に戻ってきていた。2016年8月にNMB48を卒業後、2年が経とうとしていた。2018年7月、公式ホームページとファンクラブが創設された。9月には東京と大阪でライブ「1st LIVE TOUR 2018~Milky Landだよね~」を開催、クリスマスにはまたChristmas Premium Live 2018を予定している。卒業してからの2年間が必要な充電期間だったと納得するほど、再始動後は一層パワーアップしているように見える。そんな渡辺美優紀さんにとって、奈良はどんな場所なのだろうか。

再始動後の奈良での初仕事は「西和地区安心・安全フェスタ」一日署長としての出演

 

―― 地元、奈良での仕事は、今日が再始動後初めてということですが、どんなお気持ちですか? 

まず、奈良でお仕事できるっていうのがすごくうれしくって。本当に純粋に、すごく楽しみにしていました。仕事が決まったのは1か月位前だったかな…。聞いた時、「えー…奈良にいける!」って思いました。

―― NMB48時代も奈良を「第一のホーム」と呼んでいたり、8月からニコニコ動画の番組でも「奈良」という文字が流れると「私と一緒だね」とコメントしたりしていますね。奈良は、渡辺さんにとってどういう場所なんでしょうか。

 



生まれ育った土地なので、本当に故郷(ふるさと)であり、やっぱ落ち着く場所…ですかねー。本当に落ち着くし、やっぱもっともっと奈良をみんなに知ってもらいたいですね。

―― その落ち着く場所って具体的にどこかあるんですか? 

 



なんか奈良って…お寺とかに行かなかったら、奈良っぽい感じとかそんなにしないんですよね。さっきも奈良感のある写真を撮りたいなって思ったんですけど、なくって。でも、そういうところが奈良かなって思って、なんか懐かしいなって思いました。すごく。故郷(こきょう)に帰ってきた、みたいな。

―― 帰ってきて嬉しい場所ということでしょうか。アイドルになる前はずっと奈良で過ごしていますけど、地元の位置づけは自分の中で変わりましたか? 

 



えー。そんなに変わらない…本当に変わらないですね。いい意味で。やっぱり地元に帰ってくると、友達がいたり、小、中、高にはお世話になった先生もいたり、すごく…あったまる場所です。

―― 奈良に帰ってきた時に、必ず行く場所とか、好きな場所はありますか?復帰されるまでの2年の間、奈良にも来られたのでしょうか? 

 



必ず行く場所はそんなになくて、親戚のおうちとかになるんですけど。2年の間も、お正月は親戚とお鍋したり…奈良に帰ってくると、チェーンのお寿司屋さんに行きますね。

―― あんまり奈良は関係ないな、みたいな(笑)

 



奈良に帰ってきたからと言って、奈良の人がそんな毎回東大寺に行くとか、大仏見に行くってないじゃないですか(笑)だから、そんな特別に何かを見に行くとかはないです。そんな感じで、まったり過ごしますね。

―― 毎日忙しくされているから、奈良に来たらゆったりと。

 



奈良に来るとお寿司屋さんにいって、みたいな(笑)

―― 奈良では高校生まですごされていたんですよね。中高生の頃は科学が大好きで科学雑誌を買っていたとか。小さい頃はどんな感じだったんですか? 

 



なんだろ。結構明るい。ほんとに明るくって…ちょっと人懐っこい子どもでした。

一人っ子なので、特に一人遊びが好きでお絵かきとか、お習字とか、そういう一人でできることをよくしていました。小さい頃から、おうちにいる時は絵をかいたり、裁縫でお財布を作ったり、ビーズづくりをしたりっていう、意外と女の子らしい趣味で。お仕事始めてからはそういう時間がなくなってしまったんですけど、また作りたいですね。

―― 渡辺さんの原点はモー娘。のファンと以前おっしゃっていましたが、将来はアイドルになりたかったんですか? 

 



衣装を完全にコピーしていましたね。髪型とか。でも、アイドルになりたいっていうわけではなく、アイドルが好きで、応援していました。「会いたい」みたいな。

小学生の頃の将来の夢はアイドルではなく、助産師さんでした。きっかけは本当に単純なんですけど、赤ちゃんが好きだから。

 

 

―― アイドルになって、うれしいこと、楽しいこと、悲しいこと、つらいこともあったと思います。落ち込んだ時、うまくいかなかった時、自分の中でどう気持ちを切り替えていったのでしょう? 

 



なんか、人生相談みたいですね(笑)

今だから思えることなんですけど…うまくいかないことがあっても、やっぱ、いい時も悪い時もあると思うので。「今はそういう時だけど、またいい時がくるな」みたいな感じで(笑)あんまり考えないようにしています。

―― 昔からそういう受け止め方ができていたんですか? 

 



いや、昔からそういうわけじゃないです。悩んだり、いろいろ乗り越えたりして。今すごく自分が幸せだなと思えるってことは、そういう色々大変だったりつらかったりしたことがここにつながっているから、まあ無駄ではないというか。悩むことも、きっと成長につながるんだろうなっていう風に思います。

―― 疲れていたり、落ち込んだ時に行きたくなる場所はありますか? 

 



行きたくなる場所?私は、結構…自分の家のソファとかですかね。なんかあんまり動かないタイプなので。ほんとになまけ者で。だから、家にソファがあったら、ずっとそこで動かないで、横になって…。もうほんと、動かないんです。

―― ライブの映像を見たんですが、12曲連続でずっと踊って、歌ってとされていて、その反動なんですかね。

 



そうですね。家ではほんとに動かない(笑)

 

 

―― 9月のライブで披露した新曲にも、未来が開けていくような内容の歌詞がありましたけど、これから挑戦したいことはありますか? 

 



挑戦かー。ライブはやっぱりファンのみなさんと一緒に時間を共有できるし、それに加えて歌、歌詞で自分が言いたいこととか、自分が伝えたいことが伝えられる場なので、これからもライブで、思いとか伝えたいことを伝えていけたらいいなと思うし、それは続けていきたいことです。挑戦は、まだまだ私、やったことがないことがいっぱいあるので。なんでしょうね、挑戦…。でも、奈良でライブしたいですね。

奈良でライブめっちゃしたいし、たくさん奈良でも…うん、やっぱ奈良を盛り上げたいなって思います。

―― 観光大使もされていますし、今後、奈良に色々関わっていただけたらすごく嬉しいです。

 



はい。さっきも調べていたんですけど、かき氷って奈良県発祥で、今、かき氷ってブームで。すごくたくさん食べてみたいかき氷屋さんがいっぱい見つかって。巡ってみたいです。奈良のかき氷巡りとか。

―― ご自分でも健康オタクっておっしゃっていましたけども、かき氷もお好きなんですか? 

 



かき氷も大好きです。結構スイーツとか好きでなんでも食べます。あんまり嫌いなものもないですし。甘いものも大好きです。

―― ライブでは、この2年で綴ったエッセイ本をお土産にしていましたね。これまで本を書くということは、あまりなかったかと思います。今までとは違う感じで、見たことのない一面が見られるのかなと、すごく楽しみな感じがします。たとえば奈良を案内するような、書籍を出されたりとか…。 

 



書籍…どうなんですかね…。今回配らせていただいた『2年間』っていう本を読んだ方々が「すごく良かった」って言ってくださって。だから…なんか口下手なので、結構本にして伝えるっていうのは、すごく 私にとって…うん、私にとっても伝えやすい方法なのかなって。自分でも新しい発見で、「あっこういうの、すごくいいな」って思ったので、機会があればまたやりたいですね。奈良の『奈良旅』みたいな本もいいですねー。

―― ライブにいらしたたくさんのファンの前で本格的に再始動しました。実際にファンのみなさんの姿を見て、どう感じましたか? 

 



準備中は、本当にファンのみなさんに喜んでもらいたいなって気持ちがまず大きかったので、ライブの構成もすごく考えて、みなさんが知っている馴染みの曲も入れたり、お芝居を入れたり、ダンサーさんに盛り上げてもらったりしました。終わった後は…ちょっと…心配性で結構(笑)だから終わった後、ずっと「みんな楽しかったかなー」って思っていて。InstagramやTwitterのコメントで「ほんとに楽しかった」というコメントを見て、ほっとするっていう感じでした。

―― ファンのみなさんからのコメントを読むまで安心できなかったのは、それだけ思い入れが強かったからなんですね。次のクリスマスライブも楽しみです。最後に、メッセージをお願いします。

 

 

奈良のみなさん、こんにちは。

みんな地元って大好きじゃないかなと思います。私も地元奈良が、もっともっとたくさんの人に愛してもらえる県になればいいなと本当に思っています。奈良を一緒に盛り上げましょう!

 

 

お仕事で奈良に戻って来られて嬉しいと、輝くような笑顔で教えてくれた渡辺美優紀さん。インタビューでは奈良での子ども時代、9月に開催したライブの光景や、その時感じたことを思い出していたのでしょうか。心の中にある言葉を一つ一つすくい上げるように、結構心配性という一面も見せてくれつつ話してくれたのでした。

 

 

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