募集「悩み」や質問募集 僧侶3人がお答えします

奈良の鹿ニュース

食べてひんやり!「鹿の角アイスモナカ」を新発売 - JR奈良駅前の「つのや」で15日から

 鹿の角(つの)のかたちをしたもなかを販売する「つのや」(奈良市油阪地方町)。今月15日から新商品「鹿の角アイスモナカ」(300円・以下全て税込み価格)の販売を開始した。夏本番に向け、新たな奈良の名物として注目を集めそうだ。

 

新商品の「鹿の角アイスモナカ」=奈良市油阪地方町の「つのや」

 

「中身はアイス?」の声に応えた新商品

 同店はJR奈良駅東口の三条通り入り口に店舗を構える。既存の看板商品「鹿の角生モナカ」(250円)は、冷やした季節の餡(あん)とクリームチーズをもなか皮で挟んだオリジナルスイーツ。皮のパリパリとした食感を楽しんでもらうため、持ち帰りは不可で、賞味期限は「作りたてをすぐ(食べてほしい)、5分が理想」と店主の浦純教さん(47)。

 

 ただ「中身はアイスクリーム?」と尋ねられることも多かった。夏本番に向けてさらなる「ひんやり」を楽しんでもらうため、今回アイスもなかの販売を始めた。

 

角の形の食べ物があったら面白そう、が原点

 「春から夏にかけての丸みを帯びた鹿の角(袋角)をみて、ドーナツやチュロスに似たフォルムだなと感じていた」と浦さん。角の形のスイーツがあれば楽しそうだが、見当たらない。みんなやればいいのに、から想像が膨らみ、誰もやらないなら自分がやろう、へと思いが変わった。

 

「つのや」店主の浦さん=同

 

 浦さんは元々、企画やデザイン、店舗工事が本業。すぐに同商品の企画書を書き上げ、世に出すタイミングを待っていたところ、本業関連のテナントに空きが出たことから開店を決意した。さっそく紙粘土でイメージ模型を作りモナカの金型を発注。理想のもなか皮が完成し、2018年に「つのや」をオープンした。

 

年中通して、楽しくおいしく奈良らしく

 浦さんが思い描いていた通り、「頭の上にモナカを2本かざし、鹿になりきって記念写真を撮る方が圧倒的に多い」。そのぶん、すぐに溶けたり垂れたりしない「生モナカ」の需要は多い。

 

大阪から家族で来店し、「鹿さんソフト」を持つ2歳の男の子=同

 

三条通りの入り口角の立地。駅前でインバウンドや修学旅行生の利用も多い=同店提供

 

 ソフトクリームに角型のモナカ皮をあしらった「鹿さんソフト」(550円)は夏の主力商品。モナカの餡やソフトクリームは、季節限定の味も提供しており根強いファンも。冬には焼き菓子の「鹿の角フィナンシェ」(チョコオレンジ・バナナ、700円/2本)が人気だ。今回さらに夏の定番が加わったかたちとなる。

 

耳に残るCMソングまで存在する「つのや」

 今春まで「ならドットFM」のラジオ番組も提供(2021〜23)していた同店。ラジオのためにジングル(テーマソング)があれば面白いのではと思い立つ。アイデアを口に出してから、「おもしろいね」と賛同してくれるプロのクリエーターの協力もあり1カ月ほどで完成。イメージする曲調やリズムは浦さんが伝え、作詞、作曲、歌入れ、各々が大真面目に取り組んだ。

 

 コーラス部分は浦さんも参加。「つのつのつのつの、つ・の・やー♪」の昭和レトロを感じる楽しげなメロディは、思わず口ずさみたくなる。現在も同店すぐそばの商店街、三条通ショッピングモールでBGMとしても流れており、耳にすることができる。

 

 

商品で、鹿への恩返しも

 商品の売り上げの一部は奈良の鹿のために寄付。ドリンクやフィナンシェには、「奈良の鹿愛護会」が発行する支援ロゴシールを貼り販売することで、同会を通じて鹿の保護活動に繋がっている。テイクアウト商品のプラスチックカップやストローは2、3年前にすべて紙製のものに変更した。

 

ドリンクも紙カップで提供=つのや

 

 誤食で命を落とした鹿の胃の内容物(消化できなかったプラスチックやビニールの塊)を見たことが、大きなきっかけだという。浦さんは「うちが扱うのは鹿の角をかたどった商品ばかり。少しでも鹿のためになることができたら、と考えるのは自然なこと」と話す。また鹿に心を寄せて活動する、奈良の鹿カチューシャ屋「けものん」の鹿グッズも同店で販売している。

 

鹿をゴミの誤食から守るエコバッグも。けものんグッズの入荷状況は来店前の問い合わせが安心=同

外はもなか皮の「鹿の角フィナンシェ」。オーブントースターで少し温めると風味が増す=同

 

 鹿の角フィナンシェと鹿さんソフトは市内の協賛店舗でも購入可能。「楽しく食べて、鹿の保護にも協力できる商品。扱いたい店舗があれば気軽に声を掛けてほしい」と呼びかけている。

 

 現在の「鹿の角生モナカ」の中身は、定番の「あんチー」(小豆餡とクリームチーズ)と、5月から始めた季節の「いチーご」(イチゴ餡とクリームチーズ)の2種。8月には、イチゴを「レモチー」(レモン餡とクリームチーズ)に切り替え予定だという。

 

 同店の営業時間は平日午後1時から午後8時、土日祝は午前11時から午後7時。不定休。問い合わせは、電話0742-81-9893。最新情報はインスタグラム参照。

 

つのや

2018年オープン。鹿の角のカタチのお菓子。鹿ソフトも大好評。

 

 

読者特典

 

「奈良新聞をみた」の合言葉でおトクにおいしい時間を=特典提供「つのや」

 

「奈良新聞をみた」で、一人1会計につき100円引き。全商品が対象。

 

会計前に口頭でスタッフへ。紙面やデジタル記事の、特典記載部分の掲示でもOK。

2023年8月31日まで有効。

 

店舗情報

※記事公開時の情報です

<店名>

つのや

<住所>

奈良県奈良市油阪地方町10-1

<営業時間>

平日13:00-20:00、土日祝11:00-19:00 ※不定休

<電話>

0742-81-9893

<公式WEBサイト>

https://www.tsunoya.jp/

<公式SNS>

  •  
  • Instagram
  •  

特集記事

人気記事

  • 奈良の逸品 47CLUBに参加している奈良の商店や商品をご紹介
  • 奈良遺産70 奈良新聞創刊70周年プロジェクト
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • 特選ホームページガイド