早いもので2月に入るが、今年のお正月の“初体験”を記録しておきたいので、時計を巻き戻すことをお許し願いたい。

　出し忘れた年賀状を投函(かん)しに、近くの郵便局へ車で行った。大きな“回収袋”を持った局員が2人、駐車場の入り口に居て、運転席まで受け取りに来てくれた。

　一度に何台もの車が来ると、駐車場周辺の渋滞は必至。車を止めて、賀状を出して、エンジンかけて退出―の行程が省け、環境にも優しい。実に機動力のある対応に感謝した。

　もう一つは県北部の有名な神社へ初詣に行った時のこと。古いお札を返納しようとしたら、いつもの場所は閉鎖。指定された境内の一角のテントに行くと、お札、破魔矢、土の人形類、お守り、紙袋など細かく仕分けされた箱が置いてあった。

　毎年アバウトに、コンビニの袋に入れてまとめて返納していたが、ここまで分類が徹底しているのは初めて見た。以前から、実施されていたのに気付かなかっただけかもしれないが、環境に優しい配慮は気持ち良かった。

　月が変わった。いい出来事が続く、明るい月になることを願う。(恵)