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奈良市の新しい火葬場「旅立ちの杜(もり…

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 奈良市の新しい火葬場「旅立ちの杜(もり)」の用地取得を巡り、鑑定価格の3倍で購入したことが争われ、高裁判決が確定していた。

 仲川元庸市長と元地権者に1億1600万円余の損害賠償を求めるものだったが、賠償金と遅延損害額を合わせ、さらに3000万円ほどが上乗せされた。

 市による損害賠償請求訴訟で、地裁が両者に3000万円を支払う内容の和解案を提示した。昨春開業した火葬場の利用実績などを考慮したものとみられる。

 両者が従う意向を示したことから、市は議会手続きを進め、可否同数となって議長決済で可決した。これを受けて、先月末に地裁で和解案が正式に成立した。

 住民訴訟を進めてきた原告団は反発して監査請求をするという。たしかに高裁で確定した内容と異なるのだから、不満もあるのだろう。しかし、同じ司法の判断でもある。

 その司法の判断に、市や仲川市長らが従ったということではないか。元地権者も市民のために安く土地を手放したという思いがある。和解が成立した今、静かに見送れる火葬場であってもらいたい。(治)

 

 

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