今年こそはの思いで新年を迎えたことと思…
今年こそはの思いで新年を迎えたことと思う。雌伏3年、これほど長い間、耐えてきたことがなかっただけに、新しい年への期待がふくらむ。
コロナに明け暮れし、何かをしようとしても、中止や延期、そして規模縮小など、中途半端な気持ちで過ごしてきた。それが変わるかもしれない年明けだ。
この3年でインターネット時代に突入したことを思い知らされた。オンライン会議が当たり前となり、これまでの会議の在り方そのものも見直された。
効率の良さは、時間に余裕ができ、働き方にも影響する。これまでの価値観が、根本的に見直されたともいえる。ただ効率至上主義に陥ることを恐れる。
久しぶりの対面で、対面でなければ感じることのできないものがあることを思い出させる。機械万能と錯覚してはなるまい。人間のための情報であり技術だ。
機械には、血も涙も流すことはできない。泥臭い人間の営みを、今年もまた伝えていきたい。まずは春の統一地方選において、人の痛みに涙し、人のために熱き血をたぎらせる人物を選んでいきたいと思う。(治)