ゴールデンウイーク後半は好天に恵まれ、…
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ゴールデンウイーク後半は好天に恵まれ、県内の観光地も人出が多く、久しぶりに活況を呈した。これがいつもの奈良なんだと思い知った。
まだまだコロナ前までには復活していない。外国人の姿がほとんど見られなかったから、これで外国人の入国制限が取り払われたら、元の姿に戻るのだろう。
人が集まっているとはいえ、手指の消毒やマスク着用は徹底されていた。感染者数が1、2週間先に、どうなっているかを見ていかないとまた繰り返すことになる。
連休といえども、忙しく駆け巡っていたのが、今夏の参院選に向けた政党関係者だ。党幹部が奈良入りしたり、立候補予定の現職、新人が活発に動いた。
コロナ対策は昨年の衆院選の時も、争点の一つになっていたが、新たにロシアによるウクライナ侵攻という事態が、安全保障、国防ついて真剣に問われている。
理想を求めながらも、政治は現実的な対応をせねばならない。ロシア、中国、北朝鮮といった核兵器を保有する隣国がある。安全でなければ、私たちの暮らしそのものがないことを知っておくべきだろう。(治)