コロナ禍の正月も比較的穏やかに過ごせた…
コロナ禍の正月も比較的穏やかに過ごせたが、仕事始めと同時に第6波襲来となった。重症化率が低いとされるオミクロン株が猛威を振るっている。
初詣や初売りの人出も、各人が分散を心掛けながらも、目に見えて増えた。5波までの経験と慣れとが、出歩くことをためらわせないのか。
ここ数日の倍々ゲームの感染者数を見ていると、病床の確保は大丈夫かと不安を覚える。医師や看護師などの負担も一気に増え、医療現場のことが気になる。
明日の成人の日までの3連休のところも多いかと思うが、穏やかだった三が日のように、正月気分で浮かれてはなるまい。コロナとの闘いは現在進行形なのだ。
それだけに、楽しみにしていた成人式が、昨年に続き中止や縮小といった残念な自治体もあるようだ。実施するところについては、万全の対策をお願いしたい。
中学までは共に机を並べた同級生らが、高校から別々になり、大人になって5年ぶりの再会だ。「コロナ禍の成人式」という、絶対に忘れることのない式となる。だからこそ、君たちに希望の未来を託したい。(治)