国原譜
朝の冷え込みが、きつくなってきた。新型…
朝の冷え込みが、きつくなってきた。新型コロナウイルスで疲弊しがちな毎日なのに、今度は五條市で鳥インフルの発生。「試練の日々」が続く。
最近、「コロナ観の違い」という言葉を聞くようになった。マスクの着用などについて、人によって危機意識に温度差があるようだ。
朝夕、マスクをずらし、大声で話しながら歩く高校生など若い人たちの姿がある。男子に多く見受けられる。電車に乗って来る中高年のハイカー集団にも、油断しているような光景が見られる。
「正しく恐れる」という呼び掛けがあるが、最近は「正しく」が危うくなっている印象がある。コロナ対策は、多くの人々が実践してこそ成果が上がるもの。身勝手な解釈は、感染リスクを高める。
共同通信の最新の世論調査では、政府のコロナ対策を「評価する」は37・1%で、「評価しない」は55・5%。11月の前回調査から賛否の多数が逆転した。
経済振興は「GoTo」任せ、過酷な医療現場への政府の支援は進んでいない。菅首相の顔が見えない。これでは支持率急落50・3%も当然の帰結ではないか。(恵)
最近、「コロナ観の違い」という言葉を聞くようになった。マスクの着用などについて、人によって危機意識に温度差があるようだ。
朝夕、マスクをずらし、大声で話しながら歩く高校生など若い人たちの姿がある。男子に多く見受けられる。電車に乗って来る中高年のハイカー集団にも、油断しているような光景が見られる。
「正しく恐れる」という呼び掛けがあるが、最近は「正しく」が危うくなっている印象がある。コロナ対策は、多くの人々が実践してこそ成果が上がるもの。身勝手な解釈は、感染リスクを高める。
共同通信の最新の世論調査では、政府のコロナ対策を「評価する」は37・1%で、「評価しない」は55・5%。11月の前回調査から賛否の多数が逆転した。
経済振興は「GoTo」任せ、過酷な医療現場への政府の支援は進んでいない。菅首相の顔が見えない。これでは支持率急落50・3%も当然の帰結ではないか。(恵)