特集2024年春の高校野球奈良大会速報

国原譜

夏の風物詩である高校野球甲子園大会が中…

 夏の風物詩である高校野球甲子園大会が中止となり、全国の球児だけでなくファンもがっかりさせられたが、代替試合に注目が集まっている。

 野球だけでなく他の高校スポーツも関係者らによって代替案が協議されている。3年生にとって、練習してきた最後の夏の晴れ舞台だ。

 全国大会はかなわなくとも、県大会で、成果を示す機会ができたことは喜ばしい。コロナ禍で満足な練習もできなかったろうが、一人でコツコツとしてきた人もいる。

 高校生はまさに青春時代の真っ只中にいる。このコロナ禍のことも一生忘れられない出来事になる。どう過ごしどう戦ったか、いい意味での語り草になる。

 高校野球も、当初は1試合のみの対抗試合とのことだった。しかし球児らの熱き思いと、全国的な大きな流れがあって、トーナメント戦が実現することになった。

 かつて紀和大会の時は、県大会で優勝しても甲子園に行けなかったこともあったが、球史には残されている。プロの世界もそうだし、社会も学校も家庭も、あらゆる分野で、何かが新しくなろうとしている。(治)

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