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国原譜

靴関連の小売店の多さなどから神戸は「履…

 靴関連の小売店の多さなどから神戸は「履きだおれ」のまちとも呼ばれるが、製造面からだと奈良は履物の里。紳士靴の産地から楽しみな動きがある。

 大和郡山市の奈良靴産業協同組合加盟の製造業者7社が、地元靴再興の「奈良発靴(はっくつ)」プロジェクトの中でオリジナルブランド「KOTOKA(古都靴=ことか)」を立ち上げた。3月中旬に東京で完成品の発表が予定されている。

 同組合加盟社は以前から特殊な靴への特化や、県外地域の素材、技術とコラボした商品などを開発してきた。今回は国産革を生かした履きやすさも特長らしい。

 近年流行するモノには、それにまつわる物語があるとされる。日本製にこだわる商品にどんなストーリーが添えらるのか興味深い。

 「足元を見る」との言葉どおり、昔から宿泊施設や飲食店などは客の靴を見て上客か否かを判断するとも言われる。やはり自慢の一足は持っていたい。

 個人的には、ジャーナリストシューズと称されるフランス某社の靴のような美しさと耐久性を兼ねた品にも期待したい。奈良発の一足が今から待ち遠しい。(智)

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