特集2024年春の高校野球奈良大会速報

国原譜

20日の月曜日は「大寒」だった。暦の上…

 20日の月曜日は「大寒」だった。暦の上では「1年のうちで寒さが最も厳しくなるころ」とされているが、実感は薄い。深刻な雪や氷の不足が伝えられている。

 本紙スポーツ面の「スキー場だより」(21日現在)を見ても、滋賀・兵庫県のスキー場は軒並み△(一部不可)か、未開場の状態。例年なら1メートル50センチ以上はある奥伊吹が45センチ止まりだ。

 スキー場、スキー関連商品、スキーバスや列車など、関係する業界の悲鳴が聞こえてきそう。雪解け水が農業に与える影響も大きいと聞くから、暖冬を喜んではいられない。

 オーストラリアの大規模森林火災、フィリピンの火山の爆発など、世界の気象に与えるマイナス要因も増えている。せめてCO2(二酸化炭素)の排出を極力抑える方策を常に考えておきたい。

 7月1日からはレジ袋の有料化が始まる。海洋汚染につながるプラスチックごみを減らし、ごみの量を減らす取り組みが大きく前進してほしい。

 スーパーでは、かばんから「マイ袋」を出す人が少しずつだが増えてきている。環境保全は世界中の誰もが毎日できる取り組みだ。(恵)

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