国原譜

 サイクリングで観光振興を図る県の取り組みが改めて動きだした。国の法整備を受けた県自転車活用推進計画づくりで、施策の具体化を目指す。

 従来の自転車利用の促進から、より踏み込んだ活用への移行が、今回の国の方針のようだが、県では既に観光活用などが取り組まれていた。

 ただ一定期間の社会実験が終了した後、民間事業者らによる観光レンタサイクルなどが定着せず、ハード面でもメインとなる県内の自転車道が不明確などの課題が指摘されている。

 自転車は環境にやさしく、健康増進にもなる優れた移動手段。これを観光に取り込めば交通渋滞解消や宿泊観光増加にも効果が期待できる。

 たとえば、やはり社会実験で行われた自転車と鉄道を利用するサイクルトレインは、参加者の93%がまた利用したいと答えた人気企画。1回で終わったのは惜しいというほかない。

 乗り捨て型レンタサイクルや自転車ごと利用できる電車など、採算が取れて民間参入が進むよう行政には環境整備を進めてもらいたい。もちろん県民の健康や交通安全にも配慮した計画になればと願う。(松)

 

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