特集奈良の鹿ニュース

国原譜

令和の時代が始まった。各人各様、過去と…

 令和の時代が始まった。各人各様、過去と現在、そして未来に思いを抱きながら、きょうの朝を迎えたことだろう。

 新元号が発表されてからの1カ月間はとりわけ、新年を迎える年の瀬を思わせる世の中の動きだった。節目を祝う商品の発売に、イベントやセールなどなど。各メディアも回顧と展望であふれていた。

 新年が2度来たようだということでは、今年1月に決めた計画ごとが頓挫した人には、やり直しの機会にもなる。今度こそはやり切りたいと思うのは、自身も同じだ。

 もちろん新元号になったからといって、これまでの状況が劇的に変わりはしない。身近なことから国際的な様相まで、それぞれの立場で変化の波を起こさないと課題の改善は望めず、受け入れられない。

 気づいた方も多いだろう。手前みそだが、弊社も改元に合わせて紙面の文字を大きくした。1文字がこれまでの約1・2倍になった。印象はいかがだろうか。

 これも超高齢化などの時代の流れに対応した変化の一つ。ただ、より限られた字数の中で、読者の心に響く文章を届ける必要がある。心したい。(智)

 

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