特集奈良の鹿ニュース

国原譜

米国などがシリア攻撃に踏み切り、ロシア…

 米国などがシリア攻撃に踏み切り、ロシアとの関係が緊迫している。そんな世界情勢のなかで、森友・加計問題で国政が揺れている。

 これまでもそうだったのだろうが、これまで官僚が隠し事を続けてきたことが明らかになった。国民の代表でもある国会議員に対しても、隠そうとする姿勢がみてとれる。

 エリート中のエリートといわれる官僚のおごりとしか思えない。主権在民の国民をバカにすることを許してはなるまい。これは政府与党もなめられているということだ。

 明治以降150年にわたって続いてきた官僚機構を、根本的に見直す時なのかもしれない。国がそうなら、その指導の下に行ってきた地方はどうなのか。

 県や市町村の役人にも、そんな体質が見え隠れする。市民が理不尽と思うことでも、法や条例がどうとか、言葉巧みに言い逃れする場面をよく見る。そこには自己保身しかない。

 県議会も来年の統一地方選を前に、定数問題を論議しているが、個人や会派の選挙事情による思惑が先行している。県民の方に本当に顔が向いているかどうかだろう。(治)

 

 

 

 

特集記事

人気記事

  • 奈良の逸品 47CLUBに参加している奈良の商店や商品をご紹介
  • 奈良遺産70 奈良新聞創刊70周年プロジェクト
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • 特選ホームページガイド