国原譜

 3カ月間にわたる第32回国民文化祭・なら2017、第17回全国障害者芸術・文化祭なら大会(障文祭)が閉幕した。関係各人がそれぞれに思いを抱いていることだろう。

 両祭は今回、初めて一体開催された。賛否はあろうが、芸術には多様性があり、音楽や美術、舞台などはだれもが共有し、楽しめることがあらためて確かめられた。

 障文祭の趣旨には、障害者の自立と社会参加、障害への理解と認識の促進がある。障害の有無にかかわらず両祭に横断的に参加することで、目的達成は前進したはずだ。

 障害の有無を越えて共演するプログラムがあった。互いに新たな発見をした機会にもなったろう。障害者アートに触れる機会も増えた。大げさに言えば、芸術や人間の可能性の奥深さを実感できたのでは。

 だれもが楽しめるように初めて手話通訳や点字訳が導入され、五感で味わう展示も行われた。もちろん課題として残った部分もあるだろう。ただ、初回から満点ではむしろ底が浅い。

 今回の収穫を県内でどう生かし、定着させるかは宿題だ。一方で今後の両祭の展開が楽しみでもある。(智)

 

▼ 記事の詳細は本紙をご覧ください

購読のお申し込み
  • 奈良遺産70 奈良新聞創刊70周年プロジェクト
  • Tour guide tabloid COOL NARA

  • 奈良の逸品 47CLUBに参加している奈良の商店や商品をご紹介

奈良新聞読者プレゼント

四季の万葉日本画展の招待券

プレゼント写真
提供元:芦屋市立美術博物館
当選者数:10組20人
  • 12.9(土) 12.10(日)に開催 奈良マラソン2017
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • バナー広告のご案内
  • 奈良新聞シニアクラブ
  • 奈良新聞デジタル
  • ならリビング.com
  • 特選ホームページガイド