特集奈良ラーメン探検隊活動中!

社会

奈良県大和郡山市で「お城まつり」 子どもらふんする白狐が練り歩き

関連ワード:

白狐渡御で踊りを披露する子どもら=31日、大和郡山市

別の写真を見る

 奈良県大和郡山市の郡山城跡一帯で開かれている第63回「大和郡山お城まつり」(同市観光協会、県郡山金魚漁業協同組合主催)で31日、5年ぶりに時代行列・白狐渡御が行われ、武将やキツネの面をつけた子どもら約300人が市内を練り歩いた。

 

 行列は太鼓を打ち鳴らしながら行進。源九郎稲荷神社の一行と時代行列の一行は市役所前で合流し、郡山城跡東側の道路などを歩いた。久々の行列を見ようと沿道には多くの人が集まり、同市ゆかりの柳沢吉里、豊臣秀長、筒井順慶らの行進を見守った。

 

 白狐渡御は昭和初期に、同市の洞泉寺遊郭の楼主らが地元の源九郎稲荷神社で始めた行事で、顔を白く塗り、キツネの面や尻尾をつけた子ども約60人が御手座(みてぐら)と呼ばれる神具を手に、「白狐囃子(ばやし)」に合わせて踊りを披露した。

 

 行列に参加した大和郡山市の吉崎加門さん(12)は「息を合わせて神輿(みこし)を運びたい」、中上龍将さん(12)は「初めて参加するが一生懸命、頑張りたい」と話した。

関連記事

特集記事

人気記事

  • 奈良の逸品 47CLUBに参加している奈良の商店や商品をご紹介
  • 奈良遺産70 奈良新聞創刊70周年プロジェクト
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • 特選ホームページガイド