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緩やかに力強く 日頃の練習の成果披露 - 2024NARA武術太極拳フェスティバル

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刀や剣などの短兵器を使う太極拳、陳式剣(ちんしきつるぎ)を披露する桜井つるぎ~ずのみなさん=生駒郡斑鳩町興留の斑鳩ホール

 2024NARA武術太極拳フェスティバル(発表会)が3日、生駒郡斑鳩町興留の斑鳩ホールで行われた。県武術太極拳連盟(谷甚四郎理事長)に所属する18団体約730人が参加し、日頃の練習の成果を披露した。

 

 中国の伝統武術の太極拳は、年齢、性別を問わず誰もが手軽に楽しめるスポーツとして世界中で親しまれている。日本では1972年の日中国交正常化を機に中国人教師が普及に努め、高齢者を中心に健康体操として広まった。現在、日本では150万人が愛好。奈良では34年前に同県連盟が設立されている。

 

 発表会では、太極拳の主要な24の動作で構成し、56年に生まれた二十四式太極拳を中心に、武器を組み合わせた演技などを各団体が披露した。

 

 「桜井つるぎ~ず」(桜井市太極拳協会)は剣を使った太極拳を披露。飯降牧子同協会理事長は「みんなそろって楽しそうできていた」と話し、「技術が高まれば、自分の中、内面の大切さに気づかされる。奥深い競技」と、太極拳の魅力を話した。

 

 

2024年3月9日付・奈良新聞に掲載

 

 

 

 

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