「第32回奈良県シルバーカラオケ歌謡大会」(奈良新聞社主催、県・奈良市・県老人クラブ連合会・奈良交通後援、県カラオケボックス協会・第一興商協力)の決勝大会が17日正午から、奈良市三条宮前町のなら100年会館大ホールで開かれ、70歳以上の第1部は「津軽慕情」を歌った河合町の吉川建二さん、60歳から69歳までの第2部は「人生の晩歌」を歌った香芝市の布施典秀さんが最優秀シルバー歌謡大賞に輝いた。

　テープ予選審査(第1次、第2次)の後、第1部80人、第2部22人の計102人が決勝に臨んだ。

　審査員は、作曲家の岡千秋さんが委員長を務め、作詞家の昴じゅんさんと音楽プロデューサーで作詞・作編曲家の切磨川恒さんの3人が担当した。

　またゲスト出演者として、昨年度の大賞受賞者である水草美智子さん(第1部)と石田まき子さん(第2部)がそれぞれ受賞曲を披露した。

　大賞を手にした1部の吉川さんは「たくさんの人に応援していただいた。ありがとうごさいます」と喜んだ。2部の布施さんは「びっくりの一言。ありがとうごさいます」と話した。

　講評した岡委員長は「皆さん、熱唱していただき、感謝しています。長時間ありがとう」と述べた。

　大賞以外の入賞者は次の通り。(敬称略)

　【1部】優秀歌唱賞金賞=笠原光代(生駒市)▷同銀賞=高橋千津子(大淀町)▷同銅賞=礒山美惠子(三郷町)▷一ツ橋雪賞=南本政昭(大和郡山市)▷奈良新聞社賞=仲嶋美恵子(橿原市)▷審査員特別賞=西田晴彦(大和郡山市)福井啓七(橿原市)根来まゆみ(大和郡山市)太田幸恵(天理市)橋本登美子(大和郡山市)▷第一興商賞=岡田美江子(田原本町)▷県カラオケボックス協会賞=森村由利(奈良市)

　【2部】優秀歌唱賞金賞=山下國彦(大和高田市)▷同銀賞=嶋田郁文(大和郡山市)▷同銅賞=渡部道代(京都府木津川市)▷一ツ橋雪賞=増谷ちえみ(奈良市)▷奈良新聞社賞=吉田千鶴(上牧町)▷審査員特別賞=山本壮治(奈良市)▷第一興商賞=末吉多美子(安堵町)▷県カラオケボックス協会賞=大東喜美代(大和郡山市)