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「幸せを感じるまちに」 高江啓史候補(34)=無新= - 田原本町長選

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「10年、20年後の彩りある田原本を皆さまとつくっていきたい」と訴える高江候補=16日、近鉄田原本駅西口

 16日に告示された奈良県田原本町長選挙は、元副町長の高江啓史候補(34)と元町議の吉田容工候補(66)のいずれも無所属新人2人が立候補を届け出た。両候補は町の将来に向けたそれぞれの思いを声に、5日間の選挙戦をスタートさせた。

 

 近鉄田原本駅西口で行われた高江候補の出発式には、現職の森章浩町長や町議、県議や近隣市町の首長ら約150人(陣営発表)が集まった。

 

 高江候補は「田原本の次なる三つの未来」として、人がつながり居場所と出番のあるまち▷安心安全を感じられるまち▷未来にツケを残さない持続可能なまち―を挙げ、雇用確保や教育環境充実のため、「企業誘致や地域から産業を生み出す仕組みをつくり、1日でも早く町立3小学校の統合を進めたい」などと決意表明。「幸せを感じられる、困った時にこそ『ここに住んで良かった』と思える田原本を皆さまとつくっていきたい」と訴えた。

 

 すでに同選への不出馬を表明している森町長は「バランスを考えた町政運営ができるのは高江候補しかいない」と後継候補への支持を呼びかけ、ガンバローコールで必勝を誓った。

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