社会
総額5億円超え 奈良県内の特殊詐欺被害 - 多様な手口で巧妙化 県警が注意を呼びかけ
昨年10月末までの県内の特殊詐欺被害認知件数は185件、被害総額は約5億630万円で、前年同期比27件、約1億5160万円増加した。県警などがさまざまな方法で被害防止を呼びかけているが、詐欺グループの手口も巧妙化し、被害はさらに広がっている。また、特殊詐欺が注目される一方で、外国人や海外移住者を名乗り、恋愛感情や親近感を抱かせ、現金などをだまし取る「国際ロマンス詐欺」や投資名目で現金をだまし取る「投資詐欺」も急増しており、県警は警鐘を鳴らしている。