奈良クラブは3日、奈良市三条本町のホテル日航奈良でパートナー企業及び関係者ら約130人が参加して、シーズン終了報告会を行った。あいさつに立ったフリアン監督は「(初のJ3リーグは)予想以上の成績となった。選手メンバーの努力の成果」と報告した。　奈良クラブは今季J3リーグに昇格し、全38試合を戦い、15勝11敗12分けの勝ち点57で20チーム中5位の好成績だった。

　小谷主将は「大きな可能性を感じる。ゴール裏のサポーターも増えている。みんなの思いを背に、来シーズンを戦っていきたい」と話し、ホームタウンの仲川元庸奈良市長は「(今シーズンは)奈良が一体となり、期待感のあるシーズンとなった。J2昇格といった奈良の夢を実現していきたい」と話した。