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道を開くのは勝利への執念 - コラム スポーツ ウォッチング

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 筆者は小中学校の頃は背が低く、高校で軟式野球をやって3年生で辞めてから、毎日会う友人に「最近背が伸びたな」と言われるほど伸びた(とはいえ170センチそこそこだが)。

 

 背が低いとどうしても、体が接触する競技は当たり負ける。中学校のときにバスケットボールの授業があり、ゲームもしたけれど、結局ただの1回もシュートを決めることはなかった。サッカーにしてもそうである。そもそも背が低いから一歩の歩幅が違うし、加えて2月末の「早生まれ」なので前年生まれの同級生とはさらに体格差があった。バスケットのシュートやサッカーのゴールが決められる小中学生時代なら、もっと楽しかったかもしれない。

 

 しかし、それも「言い訳」だろう。体が激しくぶつかっても、前へ前へと進むバスケットの小柄なポイントガードの選手もいるし、高校の時は、ラグビーの授業で激しく当たり、鎖骨(さこつ)を骨折した友人もいた。

 

 要は「負けん気」、「勝ちたい」という姿勢だろうか。けがは注意しなければならないが、それを恐れていては勝てない。ラフプレーはもちろんいけないが、もともと相手と体の接触のある競技で、多少強く当たることを躊躇(ちゅうちょ)しているようでは勝利に結びつかない。

 

 勝利への執念が持続できれば、きっと道が開けると思う。そして、それは指導者が教えられるものではなく、ある種の悔しさをばねにした感情なのではないかと想像する。(井)

 

 

2023年12月6日付・奈良新聞に掲載

 

 

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