生駒・大瀬中生徒らトルコの中学生とオンライン交流 英語を駆使して質問やクイズも
奈良県生駒市小瀬町の市立大瀬中学校(中川裕子校長)は16日、トルコ・イスタンブール市の中学生とオンラインでつないで国際交流授業を実施。3年生の1クラス約30人がタブレット端末を使い、クイズなどを通じて英語で交流した。残り4クラスも順次、同様の授業を行う予定。
英語科授業の一環で、「Hello World」(沖縄市)が提供する国際交流・英語学習ツール「World Classroom」を活用。同ツールは全国の中・高校約80校で導入されており、県内では同中学が初めてという。
この日は、生徒2〜4人がグループになってタブレット端末を使用。トルコ側から同国の都市についてのクイズが出され、大瀬中学校側は同中学について紹介した。
質問タイムでは、大瀬中学の生徒が「トルコで人気のサッカー選手は」「トルコのお薦めの料理は」などと聞き、「どんなアニメを見るのか」などのトルコ側の質問に答えた。
林航太朗さん(15)は「文面の英語は読めたが、話すとなるとすぐに言葉が出てこなくて、テンパった(焦った)。でもトルコの人と話したのは初めてだったので楽しかった」。遠藤瑚奈さん(14)は「外国の人と話す機会があまりないので、新鮮で楽しかった」とそれぞれ感想を述べた。