西日本建設業保証奈良支店は14日までに、8月の奈良県公共工事動向(前払金保証実績)を発表した。前年同月比で件数、請負金額ともに増加した。

　件数は前年同月比17.2%増の150件。請負金額は同49.6%増の64億9600万円となった。

　発注者別は国9件、7億8600万円、県64件、13億9800万円▽市町村76件、42億8900万円―など。

　工種別は土木83件、32億5900万円▽建築13件、20億400万円▽測量・調査・設計45件、7億1800万円―などとなっている。

　地区別は奈良25件、11億1700万円▽大和郡山28件、9億4400万円▽大和高田19件、6億8200万円▽桜井26件、7億円▽宇陀15件、4億4800万円▽吉野23件、21億4500万円▽五條14件、 4億5600万円だった。

　8月分の大型工事は次の通り(かっこ内は発注者と対象額)。

　川上村保育園並びに義務教育学校新築工事(川上村、13億8100万円)▽大和北道路八条地区橋梁工事(近畿地整、2億2千万円)▽東部送水第1〜3ポンプ場送水ポンプ等更新工事(天理市上下水道事業管理者、1億6700万円)▽一般国道169号白川橋橋梁塗装工事=道路メンテナンス事業=(県、1億6600万円)。