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「夢フェス」最終日 荒川さん、道端さんそれぞれの部門で最優秀賞に輝く

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ライブミュージック部門最優秀賞の荒川さん=10日、奈良市三条宮前町のなら100年会館

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 出演者が大舞台で音楽など日頃の練習の成果を披露する「第8回夢フェス」(社会福祉法人バルツァ事業会主催、奈良新聞社共催)最終日は10日、奈良市三条宮前町のなら100年会館でコンテストの部が開かれ、ライブミュージック部門で荒川明浩さん=大阪府豊中市=、カラオケ歌唱部門で道端美結さん=和歌山県田辺市=がそれぞれ最優秀賞に輝いた。審査委員長を務めた音楽家のタケカワユキヒデさんから2人に、それぞれトロフィーと賞金(5万円)、副賞が手渡された。

 

 両部門とも各10組が出場。約250人の観客の前でパフォ―マンスを競った。タケカワさんは「きょう出演された人はみんな歌がうまく、実力は拮抗(きっこう)していた。歌や曲でいかに心を動かされたかが、審査結果となった」と総評した。

 

 生まれつき視覚障害がある荒川さんは、「普通の人間として素朴に接してほしい」との思いを込めた「特別扱いせんでええよ」と題したオリジナル曲を披露。「皆さんのおかげ。夢のような感じ」と受賞を喜んだ。

 

 一方、演歌を愛する3児の母親という道端さんは「能登の海鳴り」を熱唱。「信じられない。きょうはいつも応援してくれている、両親と子どもに“ええとこ”見せられたかなと思う」と受賞の感想を語った。

 

 出演者にはほかに、奈良新聞社賞と審査員特別賞も贈られた。該当者は次の通り。敬称略。

 

 【奈良新聞社賞】小林是雲(ライブミュージック部門、京都市)▽ジェイ(カラオケ歌唱部門、奈良市)

 

 【審査員特別賞】凪(カラオケ歌唱部門、大阪市)▽米沢由佳(同、奈良市)

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