社会
生駒市の年金返還巡り阪口県議ら、損賠求め住民監査請求
奈良県生駒市が年金に関する手続きの誤りで市に損害を与えたとして、阪口保県議ら市民16人が8月31日、小紫雅史市長と同事務に関わった当時の市福祉事務所の所長ら計3人に1118万9052円を請求するよう市に求め、市監査委員に住民監査請求した。同市は誤って生活保護受給者にかかる5年以上の遡及(そきゅう)年金の返還を受けたとして昨年9月、市内の3世帯に計852万8786円とその利息を返還。監査請求は利息を合わせた額を損害金と算定した。