歴史文化
古絵馬保存し後世へ 高校教諭・高田さんと卒業生・左近さんが「研究会」取り組み
課外クラブきっかけに奈良県内外650カ所、2000枚を調査
奈良県立奈良朱雀高校(現奈良商工高校、奈良市)の課外クラブ活動をきっかけに高校教諭と卒業生の2人が、県内や近隣府県の神社などに奉納された絵馬の調査に取り組んでいる。奈良には江戸から明治期にかけての絵馬が数多く残るが、歴史的資料として評価されずに廃棄処分されるケースも出ているという。2人は「絵馬の存在を認識してもらい、将来の保存を考えるきっかけにしてほしい」と話す。