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新作かき氷「MOTTE(モッテ)氷)」Z世代の視点で開発 買い求めやすいサイズ、値段に

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新作かき氷を紹介する西さん(右)と奥野さん=1日、奈良市餅飯殿町の絵図屋

「明新社」と「やるか、やらんか」が共同開発

 

 奈良市餅飯殿町で土産物店「絵図屋」を経営する明新社(奈良市、乾昌弘社長)と、近畿大学農学部の学生らが起業してならまちでラーメン店を運営する「やるか、やらんか」(西奈槻社長)が、新作かき氷「MOTTE(モッテ)氷)」を共同開発した。

 

 明新社はかき氷を奈良の名物にしようと、2011年からオリジナルかき氷を販売してきた。今回は若者視点の新作かき氷の商品開発を乾社長が西社長に依頼した。

 

 かき氷人気が高まり手軽に食べにくくなっていることに着目、奈良を訪れた若者や観光客が手軽に購入できるよう、買い求めやすいサイズ、値段に設定した。ラーメン店の料理長、奥野亮太さん(22)が試作を繰り返して完成させた。

 

 「MOTTE氷」は、ミルクティーの氷にヨーグルト味の泡・エスプーマがかかり、ビスケットの「ロータス」かクッキーの「オレオ」がトッピングとして添えられる。容器は紙パックで、持ち帰ることができ、価格は税込み500円。10月末まで絵図屋で販売。奥野さんは「Z世代の視点で開発した、若者が奈良に来るきっかけになれば」と期待している。

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