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2031年の奈良県開催「国スポ」で大阪・長居競技場の利用を検討 - 山下知事の競技場新設計画中止で

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国スポの陸上競技場会場についての考えを説明する山下知事=9日、県庁

 奈良県の山下真知事は9日の定例記者会見で、2031年の県開催が内々定している国民スポーツ大会(国スポ)に向け、予算執行査定で新設計画を中止した陸上競技場の代替案として、奈良市法蓮佐保山4丁目の市鴻ノ池陸上競技場(ロートフィールド奈良)に加え、大阪市の長居陸上競技場の利用を検討していることを明らかにした。国スポに向けては25年度に各競技の中央競技団体の視察が予定されており、県は、陸上競技場を含め、本年度中に会場計画にめどをつけたい考えだ。

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