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【動画あり】奈良県内の消防職員、救助技術の高さ競う 7種目で訓練成果披露

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15メートルの垂直はしごを登る種目で安全を確保してスタートする出場者=20日、五條市今井4の五條消防署訓練場

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 消防職員が救助活動の技術の確かさや速さを競う第36回奈良県消防長会消防救助技術指導会が20日、五條市今井4丁目の五條消防署など2会場で計7種目を行い、県広域と奈良市、生駒市から計111人が出場した。各種目の成績優秀者・組は東近畿や全国の大会に出場する。

 

 高さ15メートルの垂直な壁をロープだけで登る種目は補助1人との連携も重要なポイント。8メートルの煙道や対面の塔から要救助者をチームで救出する種目もあった。

 

 新型コロナの影響で4年ぶりに一般にも公開した。出場者らの士気は高く、寺崎至亮・県広域消防組合消防長は「消防職員の技術力の高さを確認して安全安心を実感してください」。初めて見学した葛城市の大野進さん(80)は「迫力がありびっくりしました。危険と隣り合わせの仕事だが安全を徹底して頑張ってほしい」と期待を込めて見守った。

 

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